この記事でわかること
- 釣船でよく使われる基本的な用語
- 席の場所や船内での呼び方
- 釣り中に船長から出る指示の意味
- 釣り道具・潮に関する最低限の豆知識
釣船に興味はあるけれど、
「船長のアナウンスが分からなかったらどうしよう」
「周りの人が急に動き出して焦りそう」
と不安に感じる方も多いと思います。
釣りには、普段あまり聞き慣れない独特の用語や言い回しがあります。
ただし、すべて理解する必要はありません。
「今はこうすればいいんだな」と分かるだけで、
当日の安心感は大きく変わります。
この記事では、釣り未経験〜初心者の方向けに、釣船でよく使われる用語と、船長からの指示の意味を、
シーン別に分かりやすく紹介します。
集合〜出船前によく聞く用語
船長(せんちょう)
釣船を操縦し、釣り全体を見てくれる人です。
ポイント選びや指示は、基本的にすべて船長が行います。
中乗り(なかのり)
船長をサポートするスタッフ。
仕掛けが絡んだときなど、困ったら声をかけて大丈夫です。
仕立て(したて)
グループだけで船を貸し切ること。
初心者向けの釣船は、ほとんどが乗合です。
乗合(のりあい)
複数のグループや一人参加の人が一緒に乗る釣船。
初心者はこちらが一般的です。
席の場所を表す用語
右舷(うげん)/左舷(さげん)
船の進行方向を向いたときの右側が右舷(うげん)、
左側が左舷(さげん)です。
とも
船の一番後ろの席。
揺れが比較的少なく、初心者にも安心な位置です。
みよし
船の一番前の席。
波を受けやすく、少し揺れを感じやすいことがあります。
胴の間(どうのま)
船の中央あたりの席。
揺れが少なく、船長や中乗りさんに質問しやすいため、初心者向きです。
釣り中によく聞く用語・船長からの指示
底を取る(そこ取り)
オモリが海の底に着いた状態を確認することです。
「底を取ってください」「そこ取りしてください」と言われます。
上から◯m/下から◯m
魚を狙う位置の指示です。
- 上から5m:水面側から5m下
- 下から3m:底から3m上
あげてください
仕掛けを巻き上げて回収する指示。
移動や仕切り直しの合図なので、慌てなくて大丈夫です。
まつった/お祭り(おまつり)
自分の糸と他の人の糸が絡んでしまった状態のこと。
初心者にはよくあることなので、正直に伝えれば大丈夫です。
まとめ|用語は「聞いたことがある」だけで十分
すべてを覚える必要はありません。
意味がなんとなく分かるだけで、当日の不安はかなり減ります。
分からないことがあれば、その場で聞いて問題ありません。
初心者であることは、釣船ではごく普通のことです。
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