船釣りを続ける人・やめる人の違い|分かれ道は「感動」と「船酔い」と“次の一歩”

初めての船釣りを終えたあと、同じように疲れているはずなのに、
「また行きたい!」と思う人と、「もういいかな…」と思う人に分かれることがあります。
この違いは、釣りの上手さや根性の差というよりも、1回目の体験で何が心に残ったかで決まることが多い印象です。

この記事では、船釣りを続ける人・やめる人に多い傾向を整理しながら、
初心者が“続く側”に回るためのヒントと、初心者を誘うベテランの方に知っておいてほしいことをまとめます。


まず結論|続く人は「好奇心が疲れを上回る」、やめる人は「船酔いが思い出を支配する」

船釣りを続ける人は、食べたときの美味しさや感動もっと大きい魚を釣りたい違う魚も釣ってみたいといった好奇心が、疲れを上回ることが多い傾向があります。
一方で、やめてしまう人は、船酔いでつらかった記憶が強く残り、「せっかくの1日が大変だった」という思い出になってしまうことが多いです。


船釣りを続ける人に多い3つの共通点

1)食べたときの美味しさ・感動が強く残っている

船釣りの魅力は、釣れた瞬間の手応えだけではありません。
自分で釣った魚を食べたときの美味しさは、初心者でも分かりやすい“ごほうび”です。

「こんなに美味しいなら、また釣りたい」
「次はもう少し大きいのを持ち帰ってみたい」
こうした気持ちが生まれると、多少疲れていても“また行きたい”が勝ちやすくなります。

2)“もっと”が自然に湧いてくる(好奇心が次を連れてくる)

続く人は、釣りの帰り道や翌日に、こんなことを考えがちです。

  • もう少し大きいサイズを釣ってみたい
  • 今回はアジだったけど、次は別の魚も狙ってみたい
  • 季節が変わると釣れる魚はどう変わるんだろう

これは「上手くなりたい」という努力というより、純粋な好奇心です。
この好奇心があると、釣れた・釣れないの波があっても、次の予定を立てやすくなります。

3)1回目を思い出して「次はこうしたい」が浮かぶ

そしてもう一つ大きいのが、1回目の釣りを思い出して改善点が浮かぶことです。
例えば、こんな「小さな不便」を覚えていませんか?

  • 手を拭くものが足りなかった(タオル・ウェットティッシュ)
  • 寒かった/暑かった(防寒・日焼け対策が不足)
  • 飲み物が足りなかった、温かい飲み物が欲しかった
  • 小物がバッグの中で迷子になった(小分けポーチが欲しい)
  • 休憩中に座りたかった(簡易クッションなど)

こうした「もう少しこれがあったら便利だったな」は、
次回を快適にするための最高のヒントです。
そして改善点が浮かぶ人ほど、次の行動に移りやすい傾向があります。


“次の一歩”は釣具屋でいい|快適グッズから揃えると続きやすい

「道具を揃えないと釣りはできない」と思う必要はありません。
むしろ初心者の最初の買い物は、ロッドやリールよりも、快適に過ごすための小物で十分です。

釣具屋に行く目的は、“高いものを買う”ことではなく、1回目の体験を振り返って、次を少しラクにすること。
店内を見ているだけでも「こういうのがあるんだ」と分かり、次回のイメージが湧きます。

初心者が見てみると良い“快適グッズ”の例

  • 濡れもの対策:防水ポーチ、ジップ袋、タオル類
  • 手元の快適:フィッシュグリップ、指先を守る手袋
  • 体温調整:薄手の防風アイテム、ネックウォーマー、帽子
  • 整理整頓:小物ケース、ポーチ、カラビナ
  • 休憩の質:クッション、温かい飲み物用のボトル

こうしたものを自分で少しずつ用意すると、自然と道具に愛着が湧きます。
「前回より快適だった」「これがあるから安心」
その積み重ねが、船釣りを“一度きりのイベント”から“自分の趣味”に変えていきます。


船釣りをやめてしまう人に多い理由|船酔いがとても多い

一方で、やめてしまう人に多いのが船酔いです。
船酔いは「我慢すれば何とかなる」と思われがちですが、初心者にとっては本当に強烈です。

釣れた・釣れない以前に、
「気持ち悪くてつらかった」「せっかくの休みが大変だった」
という記憶が残ると、次の一歩が出にくくなります。

船酔いが怖いのは、1日の記憶をすべて上書きしてしまうこと。
たとえ少し釣れていても、楽しかったはずの景色があっても、
“つらかった”だけが残ってしまうと、続けるのが難しくなりがちです。


初心者を誘うベテランの方へ|「船酔い対策」は必須の準備

もしあなたが初心者を誘う側なら、ここはぜひ理解してほしいポイントです。
初心者が離脱する一番の理由は、「釣れないこと」ではなく船酔いであることが少なくありません。

初心者本人も、自分が酔いやすい体質かどうか分からないことがあります。
そして、気持ち悪くなってから言い出すのは勇気が要るものです。
だからこそ、誘う側が率先して「船酔い対策」を案内し、無理をさせない雰囲気を作ることが大切です。

船酔い対策については、こちらの記事に初心者向けにまとめています。
不安がある方や、初心者を誘う予定の方は、事前にぜひ目を通してみてください。
▶︎ 船釣りの船酔い対策|原因と対策を初心者向けに解説


まとめ|続く人は「1回目を次につなげている」

船釣りを続ける人は、1回目の体験の中で、美味しさ・感動・好奇心が残り、
「次はこうしたい」という小さな改善を考えて、少しずつ自分のスタイルを作っていく傾向があります。

逆に、船酔いで「大変だった」思い出が強く残ると、続けにくくなりがちです。
だからこそ、初心者はもちろん、初心者を誘うベテランの方も、船酔い対策を最優先に考えてほしいと思います。

船釣りは、最初から完璧にやる趣味ではありません。
まずは1回目を振り返って、「次を少しラクにする」小物を一つ用意してみる。
その一歩が、船釣りを長く楽しむきっかけになります。

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