釣船の1日の流れ【集合〜解散まで】

はじめての釣船

この記事でわかること

  • 釣船当日の流れ(集合〜解散まで)
  • 初心者向けアジ釣りの集合時間と前日の準備
  • 座席の選び方、移動中の過ごし方、釣れた魚の扱い方

釣船に興味はあるけれど、
「当日って何をするの?」
「一人で行っても大丈夫かな?」
と不安に感じる方は多いと思います。

実は、釣船の1日の流れはとてもシンプルです。
あらかじめ流れを知っておくだけで、当日の緊張や不安はかなり和らぎます。

ここでは、釣り未経験〜初心者の方向けに、釣船の一般的な1日の流れを紹介します。
※ 東京湾周辺・初心者向けのアジ釣りを想定しています
※ 船宿や釣り物によって多少の違いはあります

釣船の1日はどんな流れ?

まずは全体像を簡単にまとめると、次のような流れです。

  1. 集合・受付・座席決め
  2. 出船・ポイントへ移動
  3. 釣りスタート(ポイントを移動しながら)
  4. 釣り終了・帰港
  5. 返却・解散

基本的には、船長やスタッフの案内に従って行動すれば問題ありません。

集合時間の目安(初心者向け・アジ釣りの場合)

初心者向けのアジ釣りでは、6〜7時集合としている釣船が多く見られます。

船宿によっては「出船30分前集合」と案内されることもありますが、
初めての方は、慣れるまでは1時間前に到着するくらいの余裕を持つのがおすすめです。

  • 駐車場の場所が分からない
  • 受付や座席の仕組みに戸惑う
  • 周囲の様子を落ち着いて見たい

といった場合でも、焦らず行動できます。

前日の過ごし方(船酔い対策として大切なこと)

釣船当日を快適に過ごすためには、前日の過ごし方も重要です。

前日に気をつけたいポイント

  • お酒は控える
  • ラーメンや揚げ物など、脂っこい食事は避ける
  • 早めに寝て、睡眠不足を避ける

これだけでも、船酔いしにくくなることが多いです。
特別な準備をするより、「体調を整えておく」ことが一番の対策になります。

集合・受付・座席の決め方

指定された時間に船宿や集合場所へ向かい、受付を済ませます。

受付で行うこと

  • 名前を伝える
  • 料金を支払う
  • レンタル釣具がある場合は受け取る

この時に、
「初めてなので、分からないことがあったら教えてください」
と一言伝えておくと安心です。

車で行く?電車で行く?(初心者向けの考え方)

船宿によっては、車でも電車でも行ける場所が多くあります。

電車で行く場合

  • 身軽で移動しやすい

ただし帰りは、釣れた魚が入ったクーラーボックスが重くなることがあります。

車で行く場合

  • クーラーボックスや荷物を積みやすい
  • 濡れた道具や服を気にせず帰れる
  • 冬場など荷物が多い時期は特に楽

魚を持ち帰る予定がある場合や寒い時期は、車で行く方が楽に感じることが多いです。

座席の決め方について

座席の決め方は船宿によって異なりますが、よくあるのは次の2パターンです。

  • 席番号のマグネットを取る
  • ホワイトボードに名前を書く

初心者におすすめの座席

船の真ん中あたりがおすすめです。

  • 揺れが比較的少ない
  • 船長やスタッフに質問しやすい

一方で、釣りに慣れている方には船の四隅が好まれることもあります。

出船〜ポイントへ移動

全員が揃ったら出船します。
東京湾の場合、ポイントまでは30〜60分程度かかることが多いです。

移動中は水しぶきをかぶることもあるため、不安な場合は、

  • 船の中のスペースに入る
  • 船の一番後ろ付近で過ごす

と、落ち着いて過ごしやすいです。

質問はいつすればいい?

分からないことがある場合は、出船前や移動中など、落ち着いている時間帯に聞くのがおすすめです。
釣りが始まってからよりも、事前に聞いておく方が安心してスタートできます。

釣りスタート前にしておきたい一言(とても大切)

一人で参加する場合でも、両サイドの方に軽く挨拶をしておくのがおすすめです。

例えば、
「今日初めてで、迷惑をかけたらすみません」
と一言伝えておくだけで、優しく接してくれることが多くなります。

初心者の場合、仕掛けが絡んでしまったり、いわゆる「おまつり(糸が他の人と絡む)」が起きたりすることは、どうしても起こりがちです。
事前に挨拶をしておくことでトラブルになりにくく、気持ちも楽になります。

釣りスタート(ポイントを回りながら)

ポイントに到着すると、船長の合図で釣りが始まります。

東京湾の釣船では、平均して5〜10か所ほどポイントを移動しながら、釣れる場所を探してくれることが多いです。

最初に、エサの付け方や仕掛けの扱い方を教えてもらえることもあり、分からなければその都度聞いて問題ありません。

お昼をまたぐ場合の過ごし方

釣りの内容や出船時間によっては、お昼をまたぐスケジュールになることもあります。

その場合は、パンやおにぎりなど、好きなタイミングで食べられるものを事前に用意しておくと安心です。

寒い時期であれば、カップラーメンを持っていくと、お湯を入れてもらえることも多いです。
※ 船宿によって対応は異なるため、気になる場合は事前に確認すると安心です

魚が釣れたらどうする?

魚が釣れたら、まずはクーラーボックスにすぐ入れておくのが基本です。
氷で冷やしておくことで、鮮度が保ちやすくなります。

慣れてきたら、エラの付け根をハサミなどで切って血を出す「血抜き」をする方もいます。
血抜きをしておくと、帰ってからの下処理が楽になり、保存期間が伸びやすく、味も良くなることがあります。
※ 初回は無理にやらなくても問題ありません

釣り終了・帰港〜返却・解散

釣りは13〜14時ごろに終了し、船宿に戻るのは15時前後になることが多いです。

港に戻ったら、レンタルした釣具やライフジャケットなどを返却します。
返却場所や手順は案内があるので、指示に従えば問題ありません。

車で来ている場合、港の駐車スペースによってはすぐに車を出せないこともあります。
返却が終わったら荷物をまとめておき、自分の順番が来たらすぐに出られるよう準備しておくとスムーズです。

まとめ|流れと気遣いが分かれば、初めてでも安心

釣船の1日は、

  • 前日にお酒や脂っこい食事を控えて体調を整え
  • 少し早めに集合し
  • 挨拶をしてから釣りを始め
  • 案内に従って楽しむ

という流れが一般的です。
少しの準備と一言の気遣いで、初めての釣船はぐっと安心して楽しめます。

次の記事について

次の記事では、釣船に行くときに必要な持ち物・あると便利なものを、初心者向けに分かりやすく紹介します。

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